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イベント開催報告 講演会「強靭で持続可能な災害廃棄物処理へのイノベーション」を 開催しました(2025年1月16日)

2025.01.23 イベント/登壇情報

講演会「強靭で持続可能な災害廃棄物処理へのイノベーション」を開催しました。

国立環境研究所の大迫政浩フェローをお招きして災害廃棄物処理に関する講演会を開催しました。

■登壇者情報
国立研究開発法人 国立環境研究所 大迫 政浩 フェロー
資源循環・廃棄物分野全般を長年研究。原発事故以降は、放射能による環境汚染からの回復に関する研究に従事。工学博士(京都大学衛生工学)。廃棄物資源循環学会 前会長。環境放射能除染学会 理事長。令和6年度環境大臣表彰受賞

2025年1月17日で阪神・淡路大震災から30年を迎えました―

 阪神・淡路大震災では初めて最大震度7を記録し、兵庫県南部の地域に甚大な被害をもたらしました。当社は総合建設会社(ゼネコン)として、阪神・淡路大震災、東日本大震災をはじめ、日本各地で発生する災害からの復興に貢献してまいりました。近年、自然災害が日常化する中で、南海トラフ地震、首都直下地震等の巨大災害も予想されており、将来の災害への備えがますます重要になっています。特に“災害廃棄物”と呼ばれる災害時の“ごみ”の迅速で適切な処理は早期復旧・復興のカギであると考え、当社は災害廃棄物処理に関する技術開発に取り組んでいます。
 本講演では災害廃棄物処理を題材として、強靭で持続可能なシステムづくりにゼネコンがどのように貢献していくべきか、技術基盤、連携基盤、制度基盤、情報基盤などの基盤要素からみたイノベーションの在り方について考えました。引き続き、産学連携して災害に負けない奥村組を創り、強靭で持続可能な社会づくりへ貢献いたします。

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