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8月30日~9月5日の防災週間に合わせて、クロスイノベーションセンターで矢守先生(京都大学防災研究所教授)、中野先生(名古屋大学減災連携研究センター教授)をお招きして防災に関する講演会を開催しました。
矢守先生からは「ゲームで学ぶ防災心理学」と題して、防災心理学や災害リスクコミュニケーションに役立つ防災ゲーム等についてご講演いただきました。中野先生からは、「土の不思議と地盤災害」と題して土砂災害の発生メカニズムや対処法、災害後の災害廃棄物処理・利活用についてお話しいただきました。
災害発生のメカニズムから心理学的な対応等、防災について多面的に考えていくことの重要性を再認識できました。
引き続き、産学連携により防災に関する情報収集、研究開発を行い、社会へ貢献していきます!
京都大学防災研究所巨大災害研究センター教授。日本災害復興学会会長、地区防災計画学会会長。
主な研究テーマは、「総合減災システムの確立と実践的防災学の構築」。安全・安心な社会を実現するために、巨大災害による被害を軽減するための研究を、社会科学・自然科学を融合して実施。NHK をはじめ TV やラジオ出演・監修、防災ゲーム・アプリ開発など多数。
名古屋大学 大学院工学研究科 土木工学専攻 地盤工学 教授。減災連携研究センター 教授。
奥村組も参加している「AI 等の活用による災害廃棄物処理プロセスの最適化と処理計画・処理実行計画の作成支援システムの構築」環境研究総合推進費(1-2004)の研究代表者。主な研究分野は、地盤工学、土木材料・施工・建設マネジメント、土木環境システム。